用途で選ぶセニング
セニングは主に下記の基準で選びます。
セニング率で選ぶ
セニングはまず「セニング率」から選びます。
基準は30%のもので、それより「少ない」か「多い」かになります。
弊社ではセニング率から以下の3種類に大別しています。
女性メインのお店では質感調整用、毛量調整用が必要です。
カット専門店やメンズの多いお店では、毛量調整用、刈り上げ用が必要です。
セニングは徐々にバリエーションを増やすものでもあります。
ぜひ【新人さん向けおすすめの揃え方】のページも参考にしてください。
クシ刃の形状により、セニング率の幅が広くなり、使用用途が増えるものがあります。
その場合は【クシ刃の形状で選ぶ】を参考にしてください。
ハンドルの形状で選ぶ


セニングには、クシ刃が上にくる「正刃」と下になる「逆刃」があります。
セニングは棒刃の方に刃がついており、髪を抜く方向などで正刃と逆刃を使い分けます。
(※当社の場合)
通常の使い方では「正刃」を使用しますが、刈り上げでは「逆刃」で使う方が早くきれいに仕上がります。 また、ハサミを抜く方向によっては逆に持つことで引っ掛かりがなく、抜け感がよくなることがあります。
メガネタイプハンドルはハサミを裏返して使うことができるので、「両用使い」が可能になります。 使い方が固定している場合は、オフセットハンドルの方が持ちやすいのでおすすめですが セニングはセニング率でバリエーションでそろえる必要もあるので、1丁で2役のメガネタイプは人気があります。 「ハンドルの形状(違いと特徴)」もご確認ください。
クシ刃の形状で選ぶ
セニングシザーは、大別すると「クシ刃に溝のあるタイプ」と「クシ刃に溝のないタイプ」に分かれます。
それぞれにメリット・デメリットなどの特徴がありますが、耐久性の面では、一般的に
「溝ありタイプ」が基本的なセニングシザーとして普及しています。
(初めて購入する場合は使い方を学ぶ必要もあるので、まずはセニング率が一定した溝ありタイプがおすすめです。)