用途で選ぶカットシザー

カットシザーは主に下記の基準で選びます。

カット方法で選ぶ

カットシザーは大きく分けて「ブラントカット用」と「ドライカット用」の二つに大別できます。 「ブラントカット用」はしっかりとつかんで切る用、「ドライカット用」はスライドカットやチョップカットなど、髪の毛を滑らせながら切る用です。

昨今では少し滑らせながらブラントカットをすることも多く、中間に位置する「オールマイティ用」として使えるものがあります。 ですが、「つかむ」と「滑らせる」は相反する状態です。 基本的には使い分けをして、ご自身の使い方が定まった時や、予備用として増やすときにオールマイティ用をご検討されるのがおすすめです。

ブラントカット用とドライカット用の違いは主に「刃線(刃のカーブ)」と「刃角度」によるものです。

刃線(刃のカーブ)

カーブが強いほど髪がすべりやすくなり、ドライカット向けになる。

刃線(刃のカーブ)

刃角度(刃先の鋭さ)

角度が鋭角になるほど髪をつかみやすくなり、ブラントカット向けになる。

切れ味が落ちたハサミ=ドライカット用ということではない。

刃角度(刃先の鋭さ)

ブラントカット用
XKシリーズ

刃線が直線に近く、刃角度も鋭角に仕上がっているブラントカット用として長く使えるアイテム。

「第二の指かけ」がついたXKシリーズは、しっかりホールドして刃先が安定して使えます。

XKシリーズ

GHSYシリーズ

刃線が直線に近く、刃角度も鋭角に仕上がっているブラントカット用として長く使えるアイテム。

ハサミ内部に刃と刃を密着させる機構を用いたGHSYシリーズは、フラットな鋏体で新人さんからベテランの方まで人気のシリーズ。

GHSYシリーズ

Kシリーズ

剣型タイプのスタンダードベーシックシザー。
お求めやすい価格になっています。

Kシリーズ

GH-AirRシリーズ

軽く薄く作られ、握りやすいコブ付き3Dハンドルで人気のシリーズ。

GH-AirRシリーズ

GHS925シリーズ

直線的な刃線と薄い刃角度で、とことん柔らかくスパッと切れるシリーズ。

GHS925シリーズ

XPシリーズ

刃元からしっかりと切れる刃線で、細かくコントロールしやすいメガネハンドルのミニシザー。

XPシリーズ

オールマイティ用
GHSシリーズ

グランド覇王シリーズのスタンダードカットシザー。一番人気シリーズで少し刃線がカーブして、GHSYシリーズと比べて切れ味が柔らかめ。
ブラントカット用寄りのオールマイティシザー。

GHSシリーズ

GHS360Rシリーズ/GHS360シリーズ

刃線はさらにカーブして、よりドライカット寄りのオールマイティシザー。
刃元はスライドカットがしやすい加工を施しており、基本的に滑らせながら柔らかいスタイルで仕上げたい人向け

ドライカット用
GHS280シリーズ

刃線が一番カーブしたドライカット用シザー。
抜群の柔らかい切れ味で、チョップカットが多い方に最適なシリーズ。

GHS280シリーズ

XRDシリーズ

ドライカット用に特化したシリーズ。
特許を取得した特殊な刃付けで、誰でも楽にスライドカットができる。
ストロークカットでも使いやすく、艶感を残した収まりのいいスタイルができると愛用者の多いアイテム。

XRDシリーズ

ハサミの長さで選ぶ

メインとなるカットシザーは、ご自身の手の大きさを基準に選びます。
男性は6/6.25インチ、女性は5.5/6インチが多いようです。
最初は気持ち長く感じるくらいで使い始める方が、後々ハサミの選択肢が広がります。

男性のお客様が多くなると、ロングシザーが必要になってくることがあります。
刈り上げ時など、長いシザーの方が早くきれいに仕上がります。

7インチ

GHSY70 / XK70 / K70

6.5インチ

GHSY65 / XK65 / K65 / GHS925L / LGHSY65

6.25インチ

GHS625M / GH-Air625R

ハンドルの形状で選ぶ

基本的に使いやすい形を選んで大丈夫ですが、指導方法によりサロン様の指定がある場合があります。
詳しくは「ハンドルの形状」をごらんください。

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