「覇王プレート」の調整の仕方

「覇王プレート」は鋏体の「遊び」を最適に押さえる、特許を取得したプレートです。 せん断力と耐久性が上がります。 刃と刃の密着度を上げてコントロールすることで、着実な切れを実現。 鋏の接点が適正化されるため、カットによる毛髪へのダメージを大幅に軽減します。 また、相乗効果として、刃へのダメージも軽減され、より永く切れを維持します。

調整して出荷をしていますが、
使ううちに緩みが生じることもありますので、 必要があれば適宜締めてください。

最適な状態

横から見て、小ねじとナットがプレートに接している。

最適な状態

締める必要がある状態

接していなければ締めます。 どちらか一方でも隙間があるようだと緩みが進む可能性がありますので、 付属品を使って締めましょう。

締める必要がある状態
締める必要がある状態
付属品
付属品
六角レンチ・スパナ

① 大きい自在ねじを軽く緩めます。

大きい自在ねじを軽く緩めます。
大きい自在ねじを軽く緩めます。

② ナットとスパナで挟んで固定します。

ナットとスパナで挟んで固定

③ 六角レンチを入れて、時計回りにまわして締めます。

六角レンチを入れて、時計回りにまわして締めます。

軽くしまったところから、ほんの少し「クっ」と力をこめるのがポイントです。 締めすぎるとプレートが上がって、開閉が硬くなります。 開閉具合の調整は大きいほうの自在ねじで行うので、ここでは軽く締める程度でOKです。

④ 最後に大きい自在ねじで調整します。

鋏の重みだけで、刃先1/3程度のところで止まるくらいがちょうどいいかたさです。

最後に大きい自在ねじで調整
最後に大きい自在ねじで調整

「第二の指かけ」の調整の仕方

出荷時は鋏に合わせてフラットな状態にしていますので
ご自分の使いやすい位置まで回してお使いください。

大きい自在ねじを軽く緩めます。
大きい自在ねじを軽く緩めます。
位置合わせのポイント

コブのついたハンドルは持ちやすさがアップしますが、この位置は変える事ができません。
しかし、手の大きさや握り方で最適な場所は違います。

自分に合わない位置にコブがあるハンドルを持つと偏った持ち方のクセがつくので、まずはコブのないものがおすすめです。

ですが、ハサミをそろえる過程で刃の長居ものを持つ必要があるときや、なかなか刃先まで安定して持てない場合は、この「第二の指かけ」が大変有効です。

大きい自在ねじを軽く緩めます。
大きい自在ねじを軽く緩めます。

スタンダードな持ち方…「第二の指かけ」をしっかり目に回す。

大きい自在ねじを軽く緩めます。
大きい自在ねじを軽く緩めます。

握りこむ持ち方…「第二の指かけ」を少し回す。

大きい自在ねじを軽く緩めます。
大きい自在ねじを軽く緩めます。

一見、中指の置き場所のように見えますが、実は「人差し指を固定」しています。
なので、中指を浮かせてもしっかり持てています。

固定の仕方

◎付属品<六角レンチ・スパナ>>
(基本的にスパナだけで締められます。)

大きい自在ねじを軽く緩めます。
大きい自在ねじを軽く緩めます。

① 好みの位置に時計回りに回します。

好みの位置に時計回りに回します。

② 位置が決まったら、ナット部分を軽く固定するまで回します。

※ セーム革などで挟むとよりすべりにくくなります。

位置が決まったら、ナット部分を軽く固定するまで回します。

③ スパナでしっかりと締めます。

※ ハサミが開かないように刃全体を握ると固定して締めやすいです。

スパナでしっかりと締めます。

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